ADHD 不登校大学生、登校への歩み ー クラウドファンディング (2)
最終的にお金が集まらない場合の協力体制を約束されたクラウドファンディングは、無事、目標額を上回り達成しました。(詳細をご存知ない方は過去のブログをどうぞ。)
クラウドファンディングが目標額に近づくにあたって明らかになった息子の変化は、
1. 達成にむけて本気になる。(目標額に達するとお金がもらえて、自分の好きなことができる!)
2.周りから一目置かれて自信を取り戻す。(クラウドファンディングをするなんてスゴイ!)
3. 周りの人を尊重し、頭を下げ、感謝するようになる。(支援者にお礼をしたり、周りに支援をお願いしたりしなければならない。)
4.ルールを守るようになる。(みんなに知られているので、道徳意識が高まる。)
と、理想的なもの。クラウドファンディングは最強の教育ツールとしても活用できることを確信しました。
その後、MVは大学の先輩に撮影を依頼し、再生回数もかなりのものとなり、結果的に大成功。副産物として、ストリーミング再生により月々の収入が得られるようになります。
マズローの欲求ピラミッドで言えば、社会的に受け入れられたいという「社会的欲求」+自分が集団から価値ある存在と認められたいという「承認欲求」が一気に満たされたこととなります。