Bien-être

介護終了・子育てもほぼ終了で、やっとこさ時間ができたため生き方を「哲学する!」ブログを始めます。ブログタイトルの「Bien-être(ビヤンネートル)」とは、フランス語で「頭も心も体もここちよくいられる状態」のこと。おフランス風Bien-êtreの視点から考える暮らしのつぶやきとADHD息子を中心とする教育の問題が中心。

インドへの一人旅にスタディツアーという選択。

「インド」という国の響きは、なにかしら人生の転機を思わせる。というのは、おそらく我々の世代で、息子たちの世代にとってはあくまでもインスタ映えの国であるのだろう。夜な夜なクラブ三昧の息子の生活に外からの刺激を与えるために、海外ひとり旅を提案。音楽しか眼中ないのかと思いきや、意外なことに、行きたいという返事が帰ってきた。NYは年齢的にも1人で宿泊できないのでおあずけ。いろいろ考えた末「インド」がいいという。ちょっと、インドに居住経験のある友人に相談してみる。

結果、とてもいい国なのでぜひおすすめしたいが、1.非常識に夜出歩くとか、親切そうに日本語で話しかけてきた人について行かない2.絶対に出てこないのでなくし物に注意!というADHDにはかなり難易度の高いアドバイスが返ってきた。ここで、一瞬ひるむ。ツアーで回って観光してもたいして楽しめず学べない年齢、かと言って、一人旅、バックパッカーユースホステルの旅は、突発的行動の息子には危険度合いが高すぎる。ということで、スタディーツアーという選択。ボランティアやインターンシップがメインである場合、本気で世界のために働こうとしているみなさんに申し訳ない。ということで、HIS海外国内スタディツアー・ボランティア・インターンシップを利用して拘束度合いの少なそうなスタディツアーを選択することにした。ホームステイあり、ホテル滞在あり、タージマハールとガンジス川もスラム街訪問も含まれている。そして、きっと意識の高い方たちが参加されているはず……。そんな母の下心はぜーんぜん気づかず、インドという国の響きによっている息子。さて、どのような旅になるのか?